故松井源頴(まついもとひで)先生が30年をかけて独学で学ばれた気功と整体の技術を合わせた気功整体を、人々の健康や美容の為に活用していくことを目的に2011年に作られたのが松式気功美容協会です。2012年11月12日に松井先生が亡くなられた後、松井先生の志を引き継いだ愛弟子により引き継がれ、2017年5月1日に一般社団法人日本おうち整体協会が設立され、「松井式」として気功整体の技や心根が継承されています。
「目の前の人を幸せにする」
松井式気功美容協会を立ち上げた故松井先生の言葉です。やり方に拘らず臨機応変に目の前の人が幸せになることをするということです。
松井式には様々な症状に対応する施術がありますが、決まった手技というものはありません。
叩いたらダメ、揉んだらダメなどということではなく、危険無く体がほぐれるのであれば、どんなやり方をしても構わないということをお伝えしています。
施術だけでなく、日常生活の中でも、目の前の人が元気になることをしていけるようになって頂きたいと思っています。
その為には、まず幸せな自分でいるということも大切です。
体も心も健康で幸せに過ごしていけるように、松井式では気功整体の施術のみならず、心のことも並行して学んでいきます。身近で困っている人がいたら、体と心どちらでも手を差し伸べてあげられるような人達を増やしていきたいのです。
「目の前の人を幸せにする」という言葉の中には、自分の価値観や常識に捉われないように生きてもらいたい…という思いもあります。拘らず、捉われず、偏らず、身心共にバランスの良い生き方をしながら、目の前の人を幸せにできる自分を成長させていきたいものです。
「どんな家庭にでも体が悪い人や心の病んでいる人が必ず一人はいる。」
松井先生がよく仰っていたことです。
「もう治らない」と言われた人達を何人も救ってきて、逗子のゴッドハンドと呼ばれていた松井先生。自らの体験から、そのように感じたのだと思います。
その松井先生が「終活」だと言って、若い人達に自分が学んできた施術や心根というものを残そうと松井式気功美容協会を立ち上げました。
「心のことを学ぶのが大切なんだよねぇ。」
松井先生は常々、心というものの重要性を説かれておりました。
そして、次のようにも仰られておりました。
「心から起こる病が7割くらいだと思うんだよねぇ。」
身心一体などという言葉もありますが、体と心の両面からアプローチ可能な施術家を増やしていきたい…と、そういう思いで松井式気功整体講座を開講しています。
生活・健康などの不安を抱えて生きている人は大勢います。そんな方々の悩みを減らしていきながら、今も未来も幸せに生きていく為には何をしたら良いのでしょうか?
何をするにも身心の健康というものは必須です。その身心の問題を解決する際、枝葉ではなく根本を見るということが大切なのです。
枝葉を追っていてはキリがありません。根本を見ることで枝葉の問題というものは必然的に対処していけるようになります。
逗子のボロアパートの一室から始まった松井式の活動も、北海道から九州まで日本全国に受講生さんが増え、韓国・ハワイ・スペイン・オーストラリア・スイス・タイ・アメリカなど海外から学びに来られる受講生さん達も現れるようになりました。
松井先生という一人の人間が残した波が、亡くなられた後も影響を残しています。なればこそ、今の自分が起こした波が、先の未来を少しでも改善させる可能性があるのであれば、今何をするかというのは非常に重要です。
100年後、1000年後も、人々が健康で幸せに暮らせるように…。より良い未来の為に、今出来る事をやっていきたいと考えています。
肉体の苦しみ、精神の苦しみを減らして、今も未来も健康で楽しく過ごしていける人達が増えていきますように…。身心の健康を保つ為の手助けが出来る人達が増えていきますように…。
日本おうち整体協会(旧松井式気功美容協会)は、全ての生きとし生けるものが幸せであるよう願っています。